Why Kinoie?
なぜ木の家なのか。
私たちが目指したのは、ただ泊まるためだけのホテルではありません。
外国人向けの宿泊施設をつくりたかったわけでもありません。
私たちがつくりたかったのは、
「私たち自身が住みたい家」です。
30年以上、エコリフォームとして数多くの住まいづくりに携わる中で、私たちは一つの答えにたどり着きました。
それは、
人にも自然にもやさしい、本物の素材に囲まれた暮らしこそが、
本当に心地よい暮らしである。
ということです。
今の日本では、「普通の暮らし」という言葉にも、さまざまな価値観があります。
便利であること。
新しいこと。
豪華であること。
人によって、その尺度は違います。
しかし、私たちが考える「普通の暮らし」は少し違います。
自然の木に触れ、深呼吸したくなる空気の中で暮らすこと。
素足で歩きたくなる床があること。
やわらかな光が差し込む和室があること。
季節の移ろいを感じながら、一日をゆっくり過ごせること。
決して豪華ではありません。
けれど、そのような住まいこそ、人が長く心地よく暮らせる家だと私たちは信じています。
木の家は、そんな私たちの住まいづくりの考え方を、一つの建物として形にしたものです。
使用している木材や自然素材、間取り、光の入り方、空気の流れ、そして空間全体の雰囲気まで、一つひとつに「心地よい暮らし」を、この木の家に込めました。
それは「理想の家」をつくることではありません。
私たち自身が、本当に住みたいと思える家をつくること。
その想いから生まれたのが、この木の家です。
私たちは、日本文化を「見学」していただきたいとは考えていません。
私たちが体験していただきたいのは、
自然素材とともに過ごす、日本の心地よい暮らしです。
朝、木の香りで目覚めること。
畳の上でくつろぐこと。
近所の商店街を歩くこと。
静かな住宅街で過ごす夜。
ホテルでは味わえない、日本の日常があります。
その何気ない時間こそが、日本という国の本当の魅力ではないかと、私たちは考えています。
木の家は、世界中の皆さまへ贈る「一軒の家」です。
豪華なホテルではありません。
特別な演出をした宿でもありません。
私たちが30年以上にわたり住まいづくりを通して追い求めてきた、「心地よい暮らし」を、そのまま一棟に込めました。
この家で過ごす時間が、日本という国を少しでも身近に感じていただくきっかけとなり、皆さまの旅の思い出の一つになれば、これほど嬉しいことはありません。
Don't just visit Japan.
Live Japan.
日本で暮らしてみてください。